音の記憶

written by Yumi Notohara

音楽関連記事(2022年2月以降)

セント・オーバンズ大聖堂とロバート・フェアファクス

『メルキュール・デザール』3月15日号では、セント・オーバンズの街にある大聖堂と、そこでオルガニストを務めていたイギリス・ルネサンス初期を代表する作曲家、ロバート・フェアファクスについて書きました。 セント・オーバンズは、ロンドンの北西約30キ…

プランゲ文庫

プランゲ文庫の入り口 プランゲ文庫を訪問しました。ワシントン近郊にあるメリーランド大学の図書館が所有するこのコレクションは、第二次世界大戦後の連合国軍占領下において、検閲目的のために集められた日本国内ほぼ全ての出版物からなるという貴重なもの…

「英国探訪記」続報

前回10月の投稿から久しぶりの投稿となりました。この4ヶ月の間に書いたものについては、少しずつアップしていきます。 とりあえず、毎月1回の予定で『メルキュール・デザール』に寄稿している「英国探訪記」の一覧を下記に掲載します。なお、2023年1月号…

イギリスのチャリティー・ショップ〜「慈善活動」としての音楽への示唆〜

チャリティ・ショップで購入した品々 9月末にようやく見つけたフラットに移り、こちらでの生活がいよいよ始まりましたが、日本からは最低限の服や化粧品、本などしか持参しておらず、全てイチから揃えることになりました。 そこで活用しようと思ったのですが…

連載「イギリス探訪記」の始まり

ウェブ音楽批評誌『メルキュール・デザール』にて、連載「イギリス探訪記」を書かせていただくことになりました。これから来年9月までの約1年間、イギリスでの体験をもとに新たに気づいたこと、感じたことを書いていきます。あくまで自己流の解釈、視点によ…

ヴォーン・ウィリアムズ生誕150年

10月12日、イギリスの作曲家ヴォーン・ウィリアムズが生誕150年を迎えました。季刊誌『礼拝と音楽』の秋号(10月11日発売)ではこの作曲家の特集が組まれましたが、私は「ヴォーン・ウィリアムズの生涯」を書かせていただきました。 150年という節目の年…

「生誕120年ウィリアム・ウォルトン」

ウィリアム・ウォルトン(The William Walton Trust, Websiteより) 『音楽現代』2022年7月号の特別企画「アニヴァーサリーな音楽家たち(その3)」にて、今年生誕120年を迎えたイギリスの作曲家、ウィリアム・ウォルトン(1902-1983)について書きました。エ…

『音楽の友』2022年5月号「特別企画心に響く若手のステージ〜辻彩奈」

『音楽の友』2022年5月号「特別企画心に響く若手のステージ」で、辻彩奈さんの記事を書きました

「生誕150年レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ」記事

『音楽現代』2022年3月号 今年生誕150年を迎えるイギリスの作曲家、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872~1958)。『音楽現代』の特別企画「アニヴァーサリーな音楽家たち(2)」の中で執筆を担当しました。見出しの文章(下記)は、記事末尾で小論の締めく…

京都市交響楽団第662回定期演奏会+2022年度公演ラインナップ記者発表会

京都市交響楽団第662回定期演奏会 特別記事「京都市交響楽団第662回定期演奏会+2022年度公演ラインナップ記者発表会」について書きました(『音楽の友』2022年2月号)