音の記憶

written by Yumi Notohara

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

柿木伸之『燃エガラからの思考 記憶の交差路としての広島へ』

ベンヤミンなど20世紀ドイツの哲学・美学を専門とし、幅広く芸術論も手がける柿木伸之氏は、「広島」をめぐる思考においても鋭い眼差しをもっておられます。この新刊に収められているのは、前著『パット剥ギトッテシマッタ後の世界へ』(インパクト出版会 20…